男の沈黙をひもといてみよう

2016年7月3日日曜日 沈黙

男がよく使うのが「沈黙」。女から色々と聞かれるとうるさそうにして「沈黙」を始めます。その聞かれる事が自分にとって不利ならばいっそう沈黙は深まります。

どうして「沈黙」をするのでしょうか? 私もよく沈黙します(笑)

これって結構使い慣れるとごまかすのにいいんですよ(笑)。「なんでそこで黙るの?」って言われることもしばしば。

女から見れば起こった出来事を聞いて同じ事情を共有してほしいという「一致」への思いがそこに込められていると思います。 (まあ、ストレスを感じる時はその解消のために女の方が話すらしいのでやりとりは一方向的になるかもしれませんが)

ところが男にとって見れば起こった事は済んだ事、それを今更再現しても意味がないと思います。いやな思い出ならばそれをもう思い出すこともなく、忘れ去ってしまいたいという気持ちが大きいので、あまり話したくないのです。

そして沈黙することによって自分の中で感じているストレスなどをゆっくり整理しようとします。それは周りから見たらボーとしていたり、なんにもしないで役立たずに見えるかもしれません。

そして話したからといって相手が同情しようが、所詮それは自分と同じ体験をしたわけではなく、決して理解できるものではない、という「オレとお前は別」という独立性のために話すことに対してはうんざりしがちです。 そして自分だけの空間を持ちたいと思います。

また、この体験によって相手の女からコメントされるということに対してはなおさら嫌がることです。「この俺の気持ち、お前なんかにわかるものか」という思いが出てしまいます。

そしてその女のコメントが、恐らくその男がとった行為に対してネガティブなものとして発せられる可能性があるならば、まず話したがることはしないでしょう。「問い詰め」というやり方は男を沈黙させるだけです。

これは男の傾向としての一般的な話です。しかし実は男は消化しきれないときには話すんですよ。「沈黙」する男は「沈黙」したままではいられません。お酒が入れば消化しきれない部分が出てしまいます。それは途中の経過を抜いているので女側から見れば理解できないことであるかもしれません。

これは男側からの一方的主張ですが、それを通している一方で相手の女が「一致」を見ることなく悲しい思いをしていることを忘れてはなりません。沈黙し続けるのは逃げの姿勢であり、あまりこればかりを続けることはよくないと思います。

と、ここまで書いてみたのですが・・・


この「沈黙」の状態、性差に関わらずありますよね。よく調べてみれば単なる個体別での違いにしか過ぎないのかもしれません。逆にぺらぺらとよく話す男もいますしね。ただ私が感じる「沈黙」とはこのような意味を持つ、ということについて書いてみましたが、女にとっての「沈黙」とはどのような意味があるのでしょうか?その辺も知りたい所です^^; 「沈黙」の状態って興味深いですね。
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書いてる人

現代人の恋愛事情に根ざしているものは、国と時代を超えて語り継がれてきた古典的な恋愛論だと思います。
学生時代は心理学を含めて学術的に恋愛を分析する機会が多かったと思います。こんな私も結婚して既婚者となりました。結婚する前にすべき思考が暗礁に乗り上げるように恋愛論、結婚論について書き進めています。純でガチガチの恋愛ブログです。

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