男が沈黙する心理に意味はなかった

2016年7月9日土曜日 心理 沈黙

恋愛感情も、脳を保護するために脳が脳内麻薬を制御するために自然に落ち着くようになり、その感情から自然に発露する「思いやり」も出てこなくなると、しだいに相手と自分の違いがクローズアップされると思います。

沈黙して悩んでいる男に対して、女が「一体どうしたの?」と聞いてくれば、その男は黙ったままであったり、なぜか怒ったり・・・なぜか自分と相手との心理的距離を感じるようになります。


一体なぜ話してくれないのでしょうか。男はとにかく家の中では沈黙します。これは「一致」を願う女から見るととても信じられないことです。

そしてその理由を「自分に問題あり、自分が嫌いになってしまったのでは」とか「別に好きな相手でもできたのだろうか」とか色々と考え、不安は募るばかり。そして不安が募ればやがてそれは相手に対しての責めに変わり、詰問に変わります。

詰問をすると男は逆切れし、二人の溝は深まるばかりです。 やがてその女は男に「聞く」ことは相手が怒ったりするので怖いと感じるようになり、「聞く」ことを極力しないようにします。

そして夫婦の心理的距離はだんだん大きくなっていきます。沈黙のつづく夫婦関係はもちろん肉体的にも一致を見ることはほとんどありません。

この先は?離婚を含めたどんな最悪のケースも考えられることになります。

これは恋愛感情が終了した後に起こるパターンの一つだと思いますし、実際このような事を体験している人も私が聞く限りでは多いようです。

では、ここで問題となった男の「沈黙」の意味は一体なんだったんでしょうか?
そして、その心理的背景には何が潜んでいるのでしょうか?

実は「沈黙」の意味はなにもなかったんですよ。

その男は女が思うほど何にも考えてはいなかったのです。ただ凹んでいるように見えただけなのです。

男は女に比べれば心理はかなり単純だと思います。沈黙の原因の多くは仕事から来るストレスを消化するためであり、自分の独立性・独自性・自立性などを回復するために自分の空間を作りそれにこもったというような儀式的なものだったと見る事ができるのではないでしょうか。

そしてその時間に沈黙の理由を聞いたりすることは特に理由もないから答えることもなかったのではないでしょうか。たしかにストレスの原因となったある出来事が存在する場合もあります。しかし、消化する時間帯にそれを聞いても、自分の独立性を邪魔すると感じあまりいい気持ちがしないと思います。

そして自分の心理的弱さを見せるということは主導権を渡すことにつながり、クセとしてあまり気持ちを表現したがらないところがあります。もちろん個人差はあるでしょうが(もしかしたらここでは実に古典的な古いタイプの人について取り上げているかもしれませんね^^; )

そして例えその話をいやいや相手が始めたところで、下手に「うん、うん」とか「わかる、わかる」とか「それ知ってる」とかよくわかったように理解を示したり、解決の提案を出したりすると「この気持ちおまえにわかってたまるか」という反発の感情を持ちますので取り扱いに気をつけなければなりません。その相手はそんなに簡単に「一致」の方向には決して行きません。逆に食って掛かったり反対意見を言い始めたりと・・・気をつける必要があります。

しかし、かといってそのまま話を聞かないでいるとやはり二人に隙間ができていく可能性があります。なぜ、仕事の後に飲みに行ったりなど話すことでストレスを解消するのでしょうね。

それを聞いてあげないと溝ができてしまう可能性があります。かといって根掘り葉掘り聞くのは相手の独立性を奪い、自分の主導権を相手に渡している錯覚に陥り嫌がられます。自然な形でそれは行われなければならないと思います。

一体どうすべきでしょうか?単純に上記の問題から考えれば、

相手の気持ちをあまり推測しているようなそぶりを見せない。会話の出だしは極めてドライにし感情的な側面に入らないように気をつける。 相手の主導権を奪わない。相手が帰ってきたらいきなり今日の一日の出来事を話しまくるのを極力避ける^^; 自分の感情で相手を振り回さない。自分の感情で相手をコントロールすることになりますので、束縛感を感じます。

この手のハウツー本はたくさん出ていると思いますが、やっぱりちょっとした「思いやり」というものが必要のなのでしょうね。しだいにそれがなくなって「惰性」となり気遣いがなくなってくると・・・だんだんと心の隙間が生じてしまうものなのでしょうね。よく気をつけないといけないですね。

男が「沈黙」するために必要なよくある儀式(笑)

朝、食事をしながら新聞を読む。トイレに本や新聞などを持ち込む。ごろ寝。書斎など自分の空間にこもる。釣り。テレビのニュース番組や天気予報を見る。パズドラに没頭する……。

その他にも独特の空間を作り出している事があるのではと思います。で、その「沈黙」の中にはほとんど意味はなく、ボーッとしているだけがほとんどです。あるいは全くくだらないことばかりを考えていたりします。そのそばで相手の女が悩んでいるのを気にも掛けていないんでしょうね。

日頃からあまり「一致」するということを考えていないために、放って置くと確かに男はどんどん離れていってしまうのかもしれません。そしてしばらくしてから離れてしまって自分の周りに誰もいないのをふっと気がつくのを繰り返しているのかもしれませんね。(母親から適度な愛を受けなかった男は「一致」について大変気に掛けるかもしれませんのでこれは当てはならないかもしれませんね)

一日の終わりでもいいし、一週間の初めか終わりでもいいし、「一致」できる時を設ける習慣をつけることは必要でしょうね。まあ最近はそういう人も多いようですが(休日ショッピングモールで家族そろっている姿が多いのを見ると……)
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書いてる人

現代人の恋愛事情に根ざしているものは、国と時代を超えて語り継がれてきた古典的な恋愛論だと思います。
学生時代は心理学を含めて学術的に恋愛を分析する機会が多かったと思います。こんな私も結婚して既婚者となりました。結婚する前にすべき思考が暗礁に乗り上げるように恋愛論、結婚論について書き進めています。純でガチガチの恋愛ブログです。

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